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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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先週の土曜日から今日(9月20日)までの23日間、宇都宮大学などが主催したInternational Career Development Campという合宿セミナーにて、講師として参加しました。そのセミナーは、人道支援・平和構築から食糧安全保障といった問題を分科会ごとに英語で学び、議論しながら将来のキャリアについて考えるといったもの。東北から宮崎までやる気のある学生の参加者60名が集まり、素敵なひとときを過ごしました。一般的に「今の若者は内向きになっている」「昔の若者ほどガッツがない」などと言われていますが、とんでもない!大人がうまく種まきをすれば、明るいきれいな花(若者)が育つことが(再)確認できました。
 
この合宿セミナーの運営に何か月かかわってきたのですが、「英語アレルギーが多い学生が果たして英語で議論し、プレゼンテーションができるのだろうか」と関係者とずっと心配していました。活発で英語ができそうな学生でさえ「英語で話せる自信がない」と謙遜していたので、セミナーが始まるまでハラハラドキドキでした。
 
ところが蓋を開けてみると、びっくり!「英語で」時事問題などについて話したわけですから、専門用語に奮闘していた人もいましたが、学生は片言ながら頑張って議論していました。1日がかりの分科会の後、翌日行われた発表の準備のために、朝の4時までパワポを作成したり、洗面所の中でも発表のリハーサルをするなど、かなり熱気がムンムン。参加者の表情も3日目になると、かなり自信にあふれて生き生きしていました。苦手だと思いこんでいた英語でプレゼンを上手にしたのですから、当たり前ですね。

そう、やればできるのです!一番大事なのは、やろう!とする「思い」なのです。
 
このままもっともっと学生をうまく磨けば、モチベーションが高い若者が生まれ、日本の将来は明るくなるかも?単純かもしれませんが、そのように確信させられました。まちづくり(まちおこし)、国づくり、国の復興にしてもマンパワーが基礎なので、強い「思い」を持っている人が集まればうまくいくはずです。ただ残念ながら、この世の中には、さまざまな理由で(一番多いのは経済的理由)それを妨げる人や集団がいるので、そう理想どおりにいかないのですが、、、
 
学生の皆さん、希望を与えてくれてありがとう!これからもお互いに、いろいろと学んで議論し吸収して、ステップアップしましょう!
 
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無題
はじめまして!来月コンゴウィークにて、コンゴの疑似体験演劇をやるため、米川さんの著書を読ませていただいたものです☆私も関西の学生国際協力ボランティア団体を手伝ってますが、最近の学生も、何か役に立ちたいという純粋な思いをもっているなと感じています!
こちらのブログは本当に現場を見てきた方の内容だと感じ、真摯に受け止めていきたいと思います。
さくら 2010/09/23(Thu)01:12:03 編集
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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