コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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下記のニュースを読んで、今朝からいやーな気分になりました。コンゴ東部に駐在するインドPKO軍が現地の女性に性的暴力をし、インド系の子供が何人か生まれたとか。
http://www.thenews.com.pk/TodaysPrintDetail.aspx?ID=53557&Cat=2&dt=6/20/2011
実は10年ほど前に南アPKO軍がコンゴに展開中に同様なことをし、世界中のメデイアから非難を浴びコンゴから撤退しました(しかし2008年から少数ながらも戻っていきたが)。私はその時に現地にいなかったのですが、コンゴ人の同僚から「南ア人はすぐにスワヒリ語を習得し(ズールー語に似ているらしい)、現地の女性とイチャイチャしていて、夜の活動は本当にすごかった」と何度も聞かされました。ひっそりというより、かなり派手に楽しんでいたようです。
インド軍に関しては、ある軍人によると「彼らは黒人に対して人種差別感があり、南ア人と違ってコンゴ社会に溶け込んでいないので、そんな心配はないだろう」ということでしたが、残念ながらどこの国の人間であろうと男性のメンタリティーは同じ。とうとう犠牲者が現れたかーとショックを受けました。
南ア人(黒人)との子供ならまだしも(という言い方は変ですが)、インド系なら目立ってコミュティーから差別される可能性もあります。以前このブログに、「日系コンゴ人」の子供について紹介したことがありますが(彼らが「日本人の医者によって」殺されている)、同じようにターゲットにならなければいいのですが。
このような問題はどこの社会でもあるとはいえ、どうすればいいのでしょうか。貧困が続き、軍人ー市民という権力構造があり、武器が存在し、腐ったガバナンスがあり、また男女が存在する限り、仕方がない問題としてあきらめるべきでしょうか。だれかいい知恵があれば教えてください。
http://www.thenews.com.pk/TodaysPrintDetail.aspx?ID=53557&Cat=2&dt=6/20/2011
実は10年ほど前に南アPKO軍がコンゴに展開中に同様なことをし、世界中のメデイアから非難を浴びコンゴから撤退しました(しかし2008年から少数ながらも戻っていきたが)。私はその時に現地にいなかったのですが、コンゴ人の同僚から「南ア人はすぐにスワヒリ語を習得し(ズールー語に似ているらしい)、現地の女性とイチャイチャしていて、夜の活動は本当にすごかった」と何度も聞かされました。ひっそりというより、かなり派手に楽しんでいたようです。
インド軍に関しては、ある軍人によると「彼らは黒人に対して人種差別感があり、南ア人と違ってコンゴ社会に溶け込んでいないので、そんな心配はないだろう」ということでしたが、残念ながらどこの国の人間であろうと男性のメンタリティーは同じ。とうとう犠牲者が現れたかーとショックを受けました。
南ア人(黒人)との子供ならまだしも(という言い方は変ですが)、インド系なら目立ってコミュティーから差別される可能性もあります。以前このブログに、「日系コンゴ人」の子供について紹介したことがありますが(彼らが「日本人の医者によって」殺されている)、同じようにターゲットにならなければいいのですが。
このような問題はどこの社会でもあるとはいえ、どうすればいいのでしょうか。貧困が続き、軍人ー市民という権力構造があり、武器が存在し、腐ったガバナンスがあり、また男女が存在する限り、仕方がない問題としてあきらめるべきでしょうか。だれかいい知恵があれば教えてください。
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プロフィール
HN:
米川正子
HP:
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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