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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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最近どこのニュースも、「世界を変えた日」等のフレーズを使いながら、9・11の10周年に関する特集を組んでいます。確かに国際関係や外交などの観点から、世界を変えたことは事実でしょうが、まるでアメリカが中心に世界が動き(まあ実際にそうなのだが)、アメリカ(人)だけが犠牲者であったような印象を与え、9・11への注目度をあまり歓迎できません。第2次世界大戦後、最大の犠牲者数を生んだのはコンゴ紛争で(540万人以上)、現在でも続いているにもかかわらず、その事態の重大さはほとんど報道されていませんし、他にも(意図的に)忘れられた戦争や虐殺はこの世界にいくつかあります。
 
最近縁があって、アジアの政情にも注目しているのですが、ビルマや北朝鮮といった、コンゴより国際社会の注目度が低い国があることを再確認しています。コンゴは人権侵害国で独裁政権が続いているとはいえ(32年間のモブツ政権より、現在のカビラ政権の方が悪質という話も)、PKOや人権団体を受けているだけでも、コンゴはまだましなのかも?(もちろん、現地住民への性的暴力が絶えないという問題、またPKOの存在で治安が本当に改善しているのかという疑問がありますが。。。)ビルマや北朝鮮では、そのような団体が活動すること自体、考えられないことです。
 
ということで、9・11を機会に、世界の他の犠牲者についても考え、どうすれば紛争やテロを非暴力でなくすことができるのかを真剣に考えてみましょう。
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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