コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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皆様、明けましておめでとうございます!昨年に引き続き、コンゴ、大湖地域、アフリカに関する生の情報を共有したいと思っておりますので、今年もお付き合いください。
さて年末年始はどのように過ごされましたか。私は実家に帰省していたので、親孝行として、両親を連れて映画「デザート・フラワー(砂漠の花)」を観賞しました。(ちなみに私の親孝行は「アフリカへの理解を高めることで刺激すること」であり、過去に2回両親をアフリカに連れて行ったこともあります)
ソマリアの遊牧民の娘からスーパーモデルに上り詰め、現在女性器切除(FGM)廃絶に向け活動しているワリス・ディリーの自伝映画はお勧めです!私自身10年以上前に原作を読んで以来、いろんな人に本を勧めたりプレゼントしてきたほど、気に入っている本。また個人的に、ソマリアでの勤務、ケニアのソマリア難民キャンプでFGM廃止活動への関わり、またソマリア人の仲のいい友人の存在などを通じて、ワリスさんにとても親近感を持っていました。ジェンダー問題の啓蒙のために、UNHCR本部に招待しようと私と同僚はワリスさんに1回連絡をとったことがあるのですが、多忙であったために、結局実現できませんでした。残念!
FGM廃絶のために、ワリスさんは2002年にはデザートフラワー基金(Desert Flower Foundation)を築きました。
そのソマリアが無政府状態になってから、今年で早いもので20年が経ちました。ソマリア難民は世界中にまだまだ沢山おり、南アなどでひどく差別されています。美形で有名なソマリア人ですが(いつもボーと見とれてしまいます)、首都のモガデイッシュも大変美しい街並み。母国に帰りたくても帰れない難民を見て、本当に胸が痛みます。海賊問題もまだまだ解決されないようで、これからどうなるかが心配です。
上記の映画は今週末まで上映していますので、関心があればぜひ鑑賞してください!
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プロフィール
HN:
米川正子
HP:
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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