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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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今日出張でウガンダからルワンダのキガリに着きました。

この2
日間インターネットにアクセスがなかったのですが、その間にウィキーリークスによって、アフリカ大湖地域に関する米外交文書5000件以上がもれていたんですね。(コンゴ3042件、ルワンダ955件、ウガンダ719件、ブルンジ399件)アメリカがこの地域を監視していることが改めて確認されました。20094月国務長官が送った公電も公表され、それには、天然資源の居場所、ルワンダ虐殺の後遺症、ルワンダ内の政治(現政権の分裂など)、大湖地域の諸国の外交関係(特に中国、リビア、イラン、北朝鮮、ウクライナなど)などの情報を要すると書かれていました。

また11月29日にコンゴ東部に関する国連報告書が公表されました。
 
 
http://daccess-dds-ny.un.org/doc/UNDOC/GEN/N10/615/06/PDF/N1061506.pdf?OpenElement

それによると、CNDP
(コンゴの(元?)武装勢力ーコンゴ政府軍に統合しているはずだが。。。)とFNL(ブルンジの(元?)武装勢力-政党になったはずだが。。。)がコンゴ東部の南キブ州で武器を収集していたり、FNLがコンゴ東部にいるFDLR(ルワンダ反政府勢力)から支援をもらっていたり、コンゴ政府軍の幹部が不法の資源商売に関わっているそうです。こういった内容は決して新しくなく、2001年から毎年のように国連報告書によって公表されていますが、問題なのは何のフォローがされていなく、また紛争の原因が対処されていないことです。その間に犠牲者が増えていることを考えると、腹立たしくなります!
報告書を読んだ後に分析を書きますね。
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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