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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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ウィキリークスの創設者アサンジ氏がロンドンで拘束された事件ですが、本当にあきれるやら憤慨するやら。強姦だの、同意の上での行為だの言っていますが、コンゴ東部で何十万人の女性が強姦以上の非人間的な方法で性的暴力にあっているのに、国際社会は何の予防策も政治的解決策もとっていません。それに比べると、アサンジ氏の事件は「プチプチ」としか言えなく、これで国際指名手配されるはずがありません。完全に政治的行為としか言えないですね。報道や表現の自由を尊重したい私は、彼の即急な釈放を求めますが、一体どうなるやら。。。大変心配です。

(遅くなりましたが、今月(12月号)の雑誌のDays Japanに、私が書いた短い記事「コンゴ:多発する性暴力被害に女性がデモ行進」が載っていますので、関心がありましたら読んでください)

ところで、European Development Daysの会議のために今週ブルッセルに訪れていたルワンダのカガメ大統領が予定の貴重演説もせず(代わりに外務大臣がする)、またベルギーの首相との面談もキャンセルされました。

理由はよくわかりませんが、ブルッセルでは数日ルワンダ人とコンゴ人によるカガメ大統領に対するデモが行われ、警察が介入したほど大規模なものであったですが、もしかして何かのリスクを感じて取りやめたのでしょうか。実は同様なことは今年7月にも起きました。カガメ大統領がMDGの会議の共同議長としてマドリッドに訪れた際に、同じ共同議長のスペインのサパテロ首相が会議への出席をボイコットしたのです。

アサンジ氏だけでなく、カガメ大統領の行方もこれからどうなる事やら。。。

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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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