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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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先週公表された、2011年の人間開発報告書(国連開発計画)によると、コンゴが187か国中、最下位にランキングしました(ソマリアはおそらくデータが収集できないためか、含まれていない)。過去40年間、中国のGNPは1200%上がったのに対して、コンゴのは80%低下したとのこと。コンゴの国外に亡命している者は「これはスキャンダル!カビラ現政権が何もしていないことが証明された!」と騒いでいます。
 
http://hdr.undp.org/en/reports/global/hdr2011/
 
ちなみに、コンゴはアフリカで天然資源が一番豊富な国で、それを活用して発展できるポテンシャルが大いにあります。1970年はモブツという独裁政権時代の初期でしたが、コンゴにとって黄金時代で、コンゴ人は自分の国籍に誇りを持っていたとか。現在のルワンダは「アフリカのサクセス・ストーリー」とちやほやされていますが、昔のコンゴはまさにそのような存在だったのでしょう。それが資源が呪いの存在になり、1990年後半に戦争を2回経験し、32年間のモブツ政権は崩壊し、その後のカビラ父子政権も不安定で、コンゴ人の国籍を放棄する人が増えています。国際社会によるコンゴのイメージは悪く信頼度がなく、例えばザンビアで会ったあるコンゴ出身の男性は「コンゴ人だと就職ができないため、ザンビア人の国籍を取得した」と言っていました。当然のこどく、自分のアイデンテイティーである国籍を捨てることは容易なことではありませんが、生活やサバイバルのために、そう強いられているのです。カビラ政権はそれに関して、恥だと思っていないのでしょうか。
 
3週間後にコンゴでは大統領選挙があるのですが、前回と同様に、不正が多く、公平で自由な選挙は期待できません。そもそもコンゴ亡命者や難民が投票できないのはおかしいと思いませんか。これは予算の問題ではなく、反カビラの人が多いために、政治的な問題です。開発低下の責任者であるカビラ大統領を批判するのは野党や勇気のあるジャーナリストだけで、大国はほとんど黙認です。裏に利権があるからでしょうか。日本政府や市民団体よ、もっと批判をしましょう!
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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