コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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コンゴの大統領選挙が11月28日に始まってから、バタバタと忙しく、ブログを書く暇がなかったのですが、ここで選挙に関することをまとめて書きます。
6日に選挙結果が発表されるのですが、現在大混乱状態で、その後暴動が起こることが予想されます。既にコンゴから隣国のコンゴ共和国(ブラザビル)に「難民」が渡っているというニュースも。。。私はコンゴと周辺国で通算10年間、難民の保護と支援に関わり、コンゴ国内各地と周辺国全9か国に人の大移動を常に見てきたので、この選挙でまた難民が発生するのかと思うと頭痛がする思いです。
報道されている選挙関連の不正と人権侵害等のいくつかを紹介すると、
。。。と書き出すと、この「不正リスト」にきりがありません。。。あと不正ではありませんが、28日が投票日であるのにかもかかわらず、同日に投票用紙などの資料が飛行機で投票所に輸送されたり、予定していた投票日(28日)が結局3日間かかったり、また2006年の大統領選挙では女性4人の候補者がいたが、今回はゼロ。議員選挙においても、女性の候補者は12%のみで、2006年の選挙と比べて低下しました。
このような状況なのにもかかわらず、African Union(AU), Southern African Development Community (SADC), Economic Community of the Central African States (ECCAS), International Conference on the Great Lakes Region (ICGLR), Common Market for Eastern and Southern Africa (COMESA)の監視団は「コンゴ人の意志や高い投票率に感謝している」という共同声明をだしたんですね。Carter Centerの監視団も「平和的な投票」と褒めたたえました。呆れますね!European Unionの監視団の声明は、かなりの辛口で批判していました。すばらしい!
また時間を見つけて書きます。
6日に選挙結果が発表されるのですが、現在大混乱状態で、その後暴動が起こることが予想されます。既にコンゴから隣国のコンゴ共和国(ブラザビル)に「難民」が渡っているというニュースも。。。私はコンゴと周辺国で通算10年間、難民の保護と支援に関わり、コンゴ国内各地と周辺国全9か国に人の大移動を常に見てきたので、この選挙でまた難民が発生するのかと思うと頭痛がする思いです。
報道されている選挙関連の不正と人権侵害等のいくつかを紹介すると、
- ヒューマンライツウォッチによると、11月26日―28日の間に起きた暴動で少なくとも18人が殺害され(ほとんどのケースが、カビラ政権の守衛が野党の支持者に向けたもの)、100人が重傷を負った。
- コンゴ北東部において、ウガンダ反政府勢力のLRAが投票に行ったコンゴ人3人を殺害した。
- 投票所によっては、28日の投票開始の時点で、既に投票箱が「(投票用紙で)詰まっていた」り、投票用紙等が不足したり、有権者リストに名前がなく投票ができず。
- 「ニセ」の投票所も数か所あった。
- 大統領の各候補者11人の選挙キャンペーンの放送時間に偏りがあった。カビラ大統領の放送時間は全体の86%に比べて、他の候補者は7%、3%、1%等。
。。。と書き出すと、この「不正リスト」にきりがありません。。。あと不正ではありませんが、28日が投票日であるのにかもかかわらず、同日に投票用紙などの資料が飛行機で投票所に輸送されたり、予定していた投票日(28日)が結局3日間かかったり、また2006年の大統領選挙では女性4人の候補者がいたが、今回はゼロ。議員選挙においても、女性の候補者は12%のみで、2006年の選挙と比べて低下しました。
このような状況なのにもかかわらず、African Union(AU), Southern African Development Community (SADC), Economic Community of the Central African States (ECCAS), International Conference on the Great Lakes Region (ICGLR), Common Market for Eastern and Southern Africa (COMESA)の監視団は「コンゴ人の意志や高い投票率に感謝している」という共同声明をだしたんですね。Carter Centerの監視団も「平和的な投票」と褒めたたえました。呆れますね!European Unionの監視団の声明は、かなりの辛口で批判していました。すばらしい!
また時間を見つけて書きます。
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プロフィール
HN:
米川正子
HP:
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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