コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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今日コンゴの大統領選挙の結果が発表されます。すでに国内外では混乱状態で、首都キンシャサからコンゴ共和国の首都ブラザビルに約3000人が渡ったり、フランス航空がキンシャサ入りの飛行機を今週キャンセルしたり、キンシャサ市内のホテルが空っぽになったり、ダイヤモンドの発掘先で有名なムブジマイでは夜間外出禁止令がでたり、南アのヨハネスブルグでもコンゴ人によるデモに対して警察が発射しています。
2006年の選挙中や選挙後も同様なことが起きていましたが、それは首都キンシャサでとどまっていました。今回は有力候補者で人気者のチセケディ氏(78)が出馬しているため(前回は不正が多すぎて出馬しなかったと言うが、今回も不正が報道されている)、彼が選挙に負けたら、全国で暴動が起きると言われています。経済学者のPaul Collierが貧困国における選挙はdemocracyではなく、demoCRAZYをもたらすと言っていましたが、本当にその通りです!
コンゴは、1960年の「独立」後(未だに独立していないという説も。。。これは他のアフリカ諸国にも共通することだが)51年間にわたって独裁政権が続き、第2次世界大戦後、最悪の紛争地になり(今でも東部は紛争は続いています)、スーダンに次いでアフリカで2番目に多い国内避難民数をだし、今年の人間開発の報告書でもコンゴが世界最下位にランクされ(1996-2003年の戦争中でさえ、最下位になることはなかった!)、まさしく悪循環が繰り返しています。一体どれすればいいのか、皆さん、知恵をください!
2006年の選挙中や選挙後も同様なことが起きていましたが、それは首都キンシャサでとどまっていました。今回は有力候補者で人気者のチセケディ氏(78)が出馬しているため(前回は不正が多すぎて出馬しなかったと言うが、今回も不正が報道されている)、彼が選挙に負けたら、全国で暴動が起きると言われています。経済学者のPaul Collierが貧困国における選挙はdemocracyではなく、demoCRAZYをもたらすと言っていましたが、本当にその通りです!
コンゴは、1960年の「独立」後(未だに独立していないという説も。。。これは他のアフリカ諸国にも共通することだが)51年間にわたって独裁政権が続き、第2次世界大戦後、最悪の紛争地になり(今でも東部は紛争は続いています)、スーダンに次いでアフリカで2番目に多い国内避難民数をだし、今年の人間開発の報告書でもコンゴが世界最下位にランクされ(1996-2003年の戦争中でさえ、最下位になることはなかった!)、まさしく悪循環が繰り返しています。一体どれすればいいのか、皆さん、知恵をください!
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プロフィール
HN:
米川正子
HP:
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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