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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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一般的に怒ることは心身によくないとされています。勝間和代氏は「三毒追放」の「妬(ねた)まない・怒らない・愚痴らない」を訴えていますし、また、スリランカ初期仏教長老のスマナサ―ラ氏は「怒らないこと」という本を出版しています。
 
確かに小さいことに怒る必要はないのですが、南アの反アパルトヘイト運動といい、アメリカの公民権運動といい、怒りが高い問題意識、そして最終的に社会改革をもたらしました。私がコンゴやルワンダの人権侵害や紛争に関する啓蒙活動などに熱心なのも、人間の貪欲への怒りが大きな原動力となっているからです。単なる「かわいそう」という同情心だけでは、エネルギーはでてこないでしょう。ですから、時には怒ることは重要だと思います。
 
今のエジプトのデモを見ていて、なんて素敵なんだろう!と感動しています。インターネットのアクセスが切られていても、人々は自由と民主主義のために必死に闘っている。義務でなく、本当に自由に飢えているため。女性も子供も、家族連れで全員が叫んでいる。私がエジプト人であれば、自分たちのことを誇りに思っているでしょう。その一方、市民だけでなく外国人ジャーナリストも殴られるなど、暴力と犠牲者と混乱状態がエスカレートし、これからどうなるのか心配です。非暴力的な解決法が早く見つかってほしい!
 
エジプトについてコンゴ人の友人と話していると、「コンゴにもこんな日がいつか来てくれたら」と。本当にそう!近い将来その日が来ることを願っています!
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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