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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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野党リーダーインガリベ氏の逮捕について、在アメリカ元ルワンダ大使でカガメ大統領の元参謀長であったテオジン・ルダシングァ氏が、Voice of Americaのインタビューで、「彼女は逮捕される理由はない。彼女はテロリストではなく、Freedom fighterだ」と答えました。
 
カガメ大統領は2007年1月に暗殺未遂にあっているのですが、その仕掛け人は上記のルダシングァ氏や彼の兄弟や仲間(南アに亡命し、6月のワールドカップ中に暗殺未遂にあったニャムワサ氏)でした。皆ウガンダにいた元難民でカガメ大統領と共に20年間つきあってきた戦友の仲なのですが、近年大統領から離れていったのですね。ルダシングァ氏は2005年にアメリカに亡命しています。
 
なぜその側近の人々がカガメ大統領から離れたのか。一説によると、自分たちがルワンダやコンゴ東部で犯した過去の罪(戦争犯や人道に対する罪)を負いながら生きるより、告白してアムネステイを要求した方がいいとカガメ大統領に提案したところ、反対に睨まれてしまい、それ以降「危険人物」とレッテルを貼られたとのこと。それで全員、国外亡命したんですね。
 
そのルダシングァ氏が「カガメ大統領は野党などの敵のことをいつも、「テロリスト」「ルワンダの安全保障にとって危険人物」「虐殺首謀者」などと呼んでいる」と指摘しているのですが、本当にそのとおりです。何も悪いことをしていないのなら、何も恐れるものはないはずで、したがって罪のない人を逮捕する理由もないのですが。。。本当に本当に怪しいものです。ということで、ルワンダの政治から目が離せません。
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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