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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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先日2009年のCommonwealth Human Rights Initiativeの報告書(ルワンダの英連邦への申し込みにあたって)を読んでいたら、9ページにルワンダ軍が「国境なき兵士団」(soldats sans frontieres)だと書いてありました。ぴったりな表現です!と言っても、1996年ルワンダ軍がコンゴに侵入・侵略した時からコンゴ人はそのように呼んでいたので、決して新しくない表現なのですが。

http://www.humanrightsinitiative.org/publications/hradvocacy/rwanda's_application_for_membership_of_the_commonwealth.pdf

一般的に「国境なき。。」といえば、「国境なき医師団」「国境なき記者団」など人道、あるいは人権上の理由で活動している美しいイメージがありますし、(株)イーウーマンの佐々木かをり社長もいろんな所とコミュニケーションがとれる「国境なきシェア団」をつくるのが夢であったと語っていました。しかし「国境なき兵士団」は反対にネガテイブなものです。何しろ隣国に不法に入り(まあ、「国境なき医師団」も緊急の時にビザなしで入国する時もあるのですが、理由が全く違うので比較できません)、難民や市民を何十万人殺害しただけでなく、天然資源も搾取していたからです。そして残念ながら今も続いています。日本軍も昔は同じように「国境なき兵士団」であったので、他国を批判できませんが、そのような国の国民としてもう二度と戦争を繰り返してほしくないと望んでいるからこそ、ルワンダにも同じような行動をやめてもらいたいものですね。
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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