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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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カガメ大統領が戦争犯の可能性があるために、7月16日スペイン首相がカガメ大統領との国連MDG会議の共同議長をボイコットしたこと、そしてスペインの市民団体がカガメ大統領のことを戦争犯罪人と呼んでいることについて、7月下旬のプログにて書きました。昨日、友人と話していてそれには訳があることを思い出しました。94年の虐殺の際にスペイン人の教会関係者が6人、1997年スペイン人の「世界の医師団」3人が殺害されていたのです。スペイン政府の報告書によると、彼らは現政権(つまりツチ)がフツを殺害をしているところを目撃したからです。
 
実は97年の事件が起きた時(正確に1月18日)、私はルワンダにUNHCR職員として滞在していて、私と同じ人道関係者が殺害されたことにショックを受けたのですが,  この事件をすっかり忘れていました。10年以上の前のことだし、その間いろいろ起きすぎたからでしょう。そしていろいろ調べているうちに、その事件の2週間前つまり1月4日にも、国連人権高等弁務官事務所の職員2人(イギリス人とカンボジア人)も殺害されていることもわかりました(=思い出しました)。理由は上記と同じようです。

私はルワンダに行く数年前にカンボジアで1年間活動していたこともあり、また、たまたま殺害されたこのカンボジア人男性サットラさんに殺される前に一回会ったことがあるため、彼の死は衝撃的だったのを覚えています。彼は国連ボランテイアの地元のボランテイアとして、カンボジアで人権活動に関わり、その後ルワンダに国際ボランテイアとして採用されていました。大変明るく、リーダー的な存在で、彼の将来は希望に満ちていました。私がカンボジアにいた93年に同僚の中田厚仁さんが殺害され、日本でも大きく報道されましたが、サットラさんは厚仁さんと同じタイプの人でした。

(ちなみに、その後、彼の死に関しては朝日新聞が記事を載せたが、それは現地で取材されたものでなく、カンボジアの遺族に取材したものであった)

ルワンダ関係の本を何冊か読んでいますが、サットラさんや彼の同僚の死に関しては触れることはほとんどありません。彼らが目撃したもの、あるいは書いた報告書があまりにもセンシテイブであったからでしょうか。いま思い出せば、当時ルワンダにいた国連人権高等弁務官事務所の職員は積極的に活動できないと嘆いていたのを覚えています。この国で何が起きてきたのかを分析するために、このような事件を時系列に記録することの重要さを改めて実感しました。

私は若者に国際協力の場で活躍してもらいたいと願っており[またそのように学生に促しているのですが)、法学部生にも将来国際刑事裁判所や国際ルワンダ戦争法定(ICTR)のような場でで働くことを目指してほしいのですが、リスクを相当覚悟した方がいいかもしれませんね。実際に、ICTRで働くdefense lawyerは現在逮捕されたり、殺されたりしています。でもだからこそ、やりがいはあるでしょうね。
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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