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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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今朝のJapan Timesの社説に、"The Mixed Verdict in Rwanda"について書かれていました。

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/ed20100816a1.html


「カガメ大統領がルワンダに正義と成長をもたらしたと認めてもらうためには、彼は憲法を尊重しなければならない」と書いています。同感です!カガメ大統領は今2期目に入りましたが、他のアフリカの大統領のように(例:チャドのデビ大統領、ウガンダのムセベニ大統領、そしてジンバブエのムガベ大統領。ナイジェリアのオバサンジョ大統領やザンビアのチルバ大統領もこれを試みたが、失敗した)、憲法に書かれている任期を変えて権力を増大しないことを願っています。

ルワンダでは大統領は2期までと憲法と決まっており、いろんなインタビューでカガメ大統領は「まさか他のアフリカの大統領のように、3期以上いないでしょうね」と聞かれる度に、「なぜそんなことをしないといけないのか。大統領の地位にいなくても、他の形で貢献できる」と答えていますが、7年後の選挙にならないとわかりません。

一般的に現職の大統領がその地位にしがみつく理由の一つに、戦争犯や人道に対する罪などの裁判の免除特権が現役元首に認められていることが挙げられます。特例のケースとして、スーダンのバシル大統領がダルフールでの民族浄化に関して国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状を請求されましたが、ICCが現職の国家元首の訴追を検討するのは初めてです。

2006年11月17日に、パリ大審裁判所のブリュギエール判事は1994年の4月6日のハビャリマーナ大統領機墜落事件にRPF(現政権)のメンバーが関わっているとして、彼らに国際逮捕状を発布しました。しかし、フランスの法律では、現役元首は裁判の免除特権が認められるので、カガメ大統領には訴訟できなかったのです。同様に、スペインも2008年に、ルワンダにおいて1994年から2000年の間に戦争犯や人道に対する罪に関わっていた人40人を起訴すると言明したのですが、カガメ大統領は免除されたのです。

大統領も人間なのですから、戦争犯の罪などに関わっているなら、一般市民のように起訴されるべきですよね?そんな法律をがあるから、死ぬまで大統領の地位にしがみつく人が増え、罪のない市民が殺されるわけです。この法律、何とかならないの?



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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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