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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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最近、ある友人から言われました。

「あなたのブログを興味深く読んでいるけど、他の人が読みやすいように、もう少し柔らかいテーマも入れた方がいいのでは?」

た、確かに!ご指摘ありがとうございます!

しかし、私はあえて硬いテーマを選んでいます。その理由として、日本のメデイアが全然取り上げないこと(特に今は南アのW杯があるため、他のアフリカの記事を書く余裕がない、あるいは関心がない)、またルワンダ-コンゴの政情が大変がたついており、将来「第2のルワンダ虐殺」を避けるためにも、フォローし警告を出す必要があるからです。

私は以前国連難民高等弁務官事務所職員として、ルワンダに3年、コンゴに4年間勤務し、難民を保護・支援していました。その時、「我々はバンドエイドを貼るかのように難民を支援しているが、そもそも難民を生み出さないために、どうすれば紛争を予防できるのか」と考えるようになりました。

将来の紛争予防のために、当然過去を知らなくてはなりません。過去と言っても、単なる事実でなく、なぜそれが起きたのか、なぜそのタイミングで起きたのか。その教訓を紛争予防や平和構築に使うわけですが、ルワンダ虐殺、またそれに続くコンゴの紛争の要因を研究しているうちに、我々が映画「ホテル・ルワンダ」やさまざまな本を通して知られたルワンダ・コンゴの真相が違っていることがわかりました。

真相は隠され、ルワンダやコンゴの歴史は「つくられていた」のです。(これはもちろんアフリカの大湖地域だけでなく、世界あちこちで起きているのですが。。。)

真相を追及し、この歴史を書き換えようとしている人たちも大勢いますが、彼らは殺害されたり、逮捕されたりと大変リスクを負っています。それを見て私は我慢できなくなり、いろんな人に話をしたり、ブログに載せているのです。

ということで、ソフトなことも時折書きたいと思いますが、ルワンダ・コンゴの現状がおさまらない限り、硬いテーマを続ける予定ですので、お付き合いください!
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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