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コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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昨日映画の「ベンダ・ビリリ」について書きましたが、その特別先行試写会が8月20日18:30から日仏学院で行われ、その後にJICA職員の飯村学氏がトークショーに登場されます。飯村氏は昨年までの2年間、JICAのコンゴ事務所長を務め、コンゴを愛するあつ~い人です。きっと飯村氏のホットなトークが聞けるので、ぜひ行ってくださいね。

http://www.institut.jp/ja/evenements/10189

ところでルワンダの大統領選挙ですが、有権者の中には、投票日の早朝3時以降政府軍などに叩き起こされ投票所に行かされたとか。それを知ってあるいは知らないのか、アメリカや英連邦の選挙監視団は「投票は静かに問題なく行われた。人がたくさん投票所に集まった」とのんきに述べていました。有権者がどのような目にあっているのか、本当に分かって言っているのかしら?

私も以前カンボジアや南アで選挙監視をしたことがあるのでわかるのですが、我々外国人は投票日当日、あるいはその前後に投票所周辺で起きていることしかわからず、それだけで「free and fair」な選挙であったかを決めつけるのですね。しかし選挙は一瞬で終わる「お祭り」であり、選挙前に何が起き、その後に起こるであろう政情を計算した上で、評価する必要があります。まあ監視団は政府の役人という立場上、本音がなかなか言えないという事情もありますが。そもそも、今回カガメ大統領が不正して圧勝することが予想されていたのに、監視団を派遣する意味は本当にあったのでしょうか。結局「free and fair」の評価は、有権者が最適ですね。

そうそう、ベルギーで行われた、ルワンダ人などによるルワンダの選挙のシムレーションがyoutubeに載っていたので、今朝観てしまいました。仏語ですが、現政権が有権者にカガメ大統領に投票するよう脅かす演技があるなど、なかなかリアルで迫力があるので、ぜひ観てください。

http://www.youtube.com/watch?v=hJGuXliI3Kw
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プロフィール
HN:
米川正子
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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