コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日本で報道されていないニュースを一つ共有しましょう。
ラントス人権賞(Lantos human rights prize)をご存知でしょうか。詳細は下記まで
http://www.lantosfoundation.org/index.asp
2009年に設立されたこの賞は、これまでダライラマ法王など大物が受賞してきたのですが、今年は映画「ホテルルワンダ」の主人公のポール・ルセサバギナ氏(Paul Rusesabagina)が受賞しました。とてもおめでたいことです!
しかし予想していたことですが、ルワンダ政府がこれに抗議をしたのです。ルワンダ政府はこれまで「ホテルルワンダ」は実話ではないとか、ルセサバギナ氏は1994年の虐殺首謀者と共にテロリズムの資金を提供しているだの非難してきました。下記のVoice of Americaのニュースでは、あるルワンダ人が「ホテルルワンダは実話ではない。ホテルマネージャーのルセサバギナ氏ではなく国連が生存者(survivor)を守ったのだ」と証言しているのですが、「虐殺が始まったとき、国連PKOはさっさと国から出て行った。ルワンダは国際社会から見捨てられた」と国連などを批判していたのは、どこの誰でしたっけ?
実はポール・カガメ大統領とルセサバギナ氏の「二人のポール」は、数十年睨み合っている関係で、そのために後者は1990年後半から亡命しています。国外にいるからといって安全の保障はなく、今でもルワンダ政府からの脅迫を受けながら生きています。後者がルワンダ現政権を批判しているのは、ルワンダ現政権が実現していない「平和と和解」を求めているからで、しかも彼は他の多くの男性らと違って、それを非暴力で訴えてきました。彼自身はフツですが、彼の妻も母もツチです。
時間(1時間)がある人は、ぜひ下記のVoice of Americaのルセサバギナ氏とラントス基金のインタビュー(11月16日放映)を観てください。
http://www.voanews.com/english/programs/tv/65652317.html
日本のメデイア等の報道と違った視点で、ルワンダの現実が見ることができます。「人権」というフィルターから国を見ると、ショックを受けることが多くあることに気が付くでしょう。
ラントス人権賞(Lantos human rights prize)をご存知でしょうか。詳細は下記まで
http://www.lantosfoundation.org/index.asp
2009年に設立されたこの賞は、これまでダライラマ法王など大物が受賞してきたのですが、今年は映画「ホテルルワンダ」の主人公のポール・ルセサバギナ氏(Paul Rusesabagina)が受賞しました。とてもおめでたいことです!
しかし予想していたことですが、ルワンダ政府がこれに抗議をしたのです。ルワンダ政府はこれまで「ホテルルワンダ」は実話ではないとか、ルセサバギナ氏は1994年の虐殺首謀者と共にテロリズムの資金を提供しているだの非難してきました。下記のVoice of Americaのニュースでは、あるルワンダ人が「ホテルルワンダは実話ではない。ホテルマネージャーのルセサバギナ氏ではなく国連が生存者(survivor)を守ったのだ」と証言しているのですが、「虐殺が始まったとき、国連PKOはさっさと国から出て行った。ルワンダは国際社会から見捨てられた」と国連などを批判していたのは、どこの誰でしたっけ?
実はポール・カガメ大統領とルセサバギナ氏の「二人のポール」は、数十年睨み合っている関係で、そのために後者は1990年後半から亡命しています。国外にいるからといって安全の保障はなく、今でもルワンダ政府からの脅迫を受けながら生きています。後者がルワンダ現政権を批判しているのは、ルワンダ現政権が実現していない「平和と和解」を求めているからで、しかも彼は他の多くの男性らと違って、それを非暴力で訴えてきました。彼自身はフツですが、彼の妻も母もツチです。
時間(1時間)がある人は、ぜひ下記のVoice of Americaのルセサバギナ氏とラントス基金のインタビュー(11月16日放映)を観てください。
http://www.voanews.com/english/programs/tv/65652317.html
日本のメデイア等の報道と違った視点で、ルワンダの現実が見ることができます。「人権」というフィルターから国を見ると、ショックを受けることが多くあることに気が付くでしょう。
PR
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[10/08 バーバリー 激安]
[10/08 バーバリー]
[06/12 Nomura]
[05/13 backlink service]
[02/14 Duedymmettamn]
最新記事
(07/03)
(07/02)
(06/30)
(06/23)
(06/16)
(06/10)
(06/03)
(05/22)
(05/22)
(05/18)
(05/11)
(04/28)
(04/27)
(04/14)
(04/10)
(04/07)
(04/06)
(04/04)
(03/27)
(03/24)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
米川正子
HP:
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(06/06)
(06/06)
(06/07)
(06/07)
(06/08)
(06/08)
(06/10)
(06/10)
(06/11)
(06/12)
(06/12)
(06/13)
(06/13)
(06/15)
(06/19)
(06/20)
(06/20)
(06/21)
(06/24)
(06/26)
P R