コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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最近ブログをさぼっていました。。。ブログを立ち上げた時毎日書こうと思っていたのですが、それがなかなか実現できない。。。ちなみに私は小学生の時からまめに日記を毎日のように書いているので、書くのは苦痛ではないのですが、ブログは日記と違って人が見ているため、さすがに何でも書けるわけでもなく、今日は何書こうかと考えていながら仕事などをやっていると、時間が経ってしまうんですね。
しかし昨日学食で学生たちと昼食を食べていたら、一人が「先生のブログを読んでいます!いろいろ勉強になっています!」という励ましの言葉をもらい大変感動したので(涙。。)、これからできる限り毎日書こうと思っていま~す!
さてなぜこの数日私がプログに従事できなかったかと言うと。。。(単なる言い訳にしか聞こえないが)
昨夜六本木でPecha Kucha Nightに行き、『コンゴ~「アフリカの奪い合い」の中心地』(Congo: The Center of "Scramble for Africa")という題名でプレゼンをしました。このPecha Kucha Nightは、もともと建築家やデザイナーたちが出会って、自分たちの作品を発表しあう場として2003年に東京にできたのですが、それが今は世界80市に広がりました。六本木という場所もあり、外国人もたくさん集まります。私は友人の紹介で5月に初めて来て、今回来るのが2回目です。
www.pecha-kucha.org
このプレゼンの面白いところは、20スライドをそれぞれ20秒で発表することです。自分でパソコンの操作はできなく、だらだらと話をしていると、次々と自動的にスライドが変わってしまう仕組みになっています。20秒で大体のことは話せますが、私は欲張りなので、ついついあれもこれも話したいと思ってリハーサルしていると、時間がオーバーし、テキストやスライドの写真を何回も変えました。簡潔に説明することの大事さ・難しさを改めて学び、そういう意味でいい勉強になりました。
話はそれますが、私がまだUNHCRにいた時、(元)軍人と働くことが多かったのですが、彼らは文民と違っていつも要点だけを話すので、(元)軍人が司会する会議は必ず短く終わって助かりました。反対に文民が司会する会議(残念ながらこの方がずっと多いのですが)はまるで時間が永遠にあるかのように何時間も続き、参加者が皆参ったものです。時間管理やスピーチ管理に関してこの教訓から私もなるべく簡潔に話すようにしています。
Pecha Kucha Nightでは、おかげさまで私のプレゼンは一応うまくいったのですが、プレゼン後の司会者の言葉にびっくりしてしまいました。
「あなたは遠慮なくずけずけと話しましたね」(you are quite outspoken)
まあ確かにデザインや自分の趣味っぽいプレゼンが多いPecha Kucha Nightで、私のような国際政治が絡んだことを話す人は珍しい(あるいは初めて?)かもしれません。しかも、ルムンバ首相がCIAやベルギー政府によって暗殺されたことや、コンゴの戦争経済で儲けた者としてルワンダや多国籍企業などを挙げたので、あまりにもデリケートだと思われたかもしれません。しかし、これらは私の作り話でもなく、陰謀説でもありません。ですから、私は司会者に「でもこれらは事実で、我々は知る必要があります」と答えました。
人の悪口をずけずけと話すのはよくありませんが、コンゴや他の国での悲劇、しかも我々の日常生活と無関係でない悲劇に関して、誰かが知らさなければ、この世の中はどうなるでしょうか。ファッションやグルメ等の話だけで盛り上がっていいのでしょうか。しかも私は日本という安全な場で遠慮なく(まあ多少遠慮していますが)話せますが、社会を変えようと命がけで腐敗や人道侵害などを伝えている現地人のジャーナリストや人権活動家がいます。その中には命を落としている人もいます。彼らに対して、「あなたはよくそんなことをずけずけと言えますね」と平気で言えますでしょうか。
これにも負けず(というか特に気にしていないが)、これからもずけずけと話そうと思いますので、ご付き合いください!
しかし昨日学食で学生たちと昼食を食べていたら、一人が「先生のブログを読んでいます!いろいろ勉強になっています!」という励ましの言葉をもらい大変感動したので(涙。。)、これからできる限り毎日書こうと思っていま~す!
さてなぜこの数日私がプログに従事できなかったかと言うと。。。(単なる言い訳にしか聞こえないが)
昨夜六本木でPecha Kucha Nightに行き、『コンゴ~「アフリカの奪い合い」の中心地』(Congo: The Center of "Scramble for Africa")という題名でプレゼンをしました。このPecha Kucha Nightは、もともと建築家やデザイナーたちが出会って、自分たちの作品を発表しあう場として2003年に東京にできたのですが、それが今は世界80市に広がりました。六本木という場所もあり、外国人もたくさん集まります。私は友人の紹介で5月に初めて来て、今回来るのが2回目です。
www.pecha-kucha.org
このプレゼンの面白いところは、20スライドをそれぞれ20秒で発表することです。自分でパソコンの操作はできなく、だらだらと話をしていると、次々と自動的にスライドが変わってしまう仕組みになっています。20秒で大体のことは話せますが、私は欲張りなので、ついついあれもこれも話したいと思ってリハーサルしていると、時間がオーバーし、テキストやスライドの写真を何回も変えました。簡潔に説明することの大事さ・難しさを改めて学び、そういう意味でいい勉強になりました。
話はそれますが、私がまだUNHCRにいた時、(元)軍人と働くことが多かったのですが、彼らは文民と違っていつも要点だけを話すので、(元)軍人が司会する会議は必ず短く終わって助かりました。反対に文民が司会する会議(残念ながらこの方がずっと多いのですが)はまるで時間が永遠にあるかのように何時間も続き、参加者が皆参ったものです。時間管理やスピーチ管理に関してこの教訓から私もなるべく簡潔に話すようにしています。
Pecha Kucha Nightでは、おかげさまで私のプレゼンは一応うまくいったのですが、プレゼン後の司会者の言葉にびっくりしてしまいました。
「あなたは遠慮なくずけずけと話しましたね」(you are quite outspoken)
まあ確かにデザインや自分の趣味っぽいプレゼンが多いPecha Kucha Nightで、私のような国際政治が絡んだことを話す人は珍しい(あるいは初めて?)かもしれません。しかも、ルムンバ首相がCIAやベルギー政府によって暗殺されたことや、コンゴの戦争経済で儲けた者としてルワンダや多国籍企業などを挙げたので、あまりにもデリケートだと思われたかもしれません。しかし、これらは私の作り話でもなく、陰謀説でもありません。ですから、私は司会者に「でもこれらは事実で、我々は知る必要があります」と答えました。
人の悪口をずけずけと話すのはよくありませんが、コンゴや他の国での悲劇、しかも我々の日常生活と無関係でない悲劇に関して、誰かが知らさなければ、この世の中はどうなるでしょうか。ファッションやグルメ等の話だけで盛り上がっていいのでしょうか。しかも私は日本という安全な場で遠慮なく(まあ多少遠慮していますが)話せますが、社会を変えようと命がけで腐敗や人道侵害などを伝えている現地人のジャーナリストや人権活動家がいます。その中には命を落としている人もいます。彼らに対して、「あなたはよくそんなことをずけずけと言えますね」と平気で言えますでしょうか。
これにも負けず(というか特に気にしていないが)、これからもずけずけと話そうと思いますので、ご付き合いください!
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プロフィール
HN:
米川正子
HP:
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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