コンゴとアフリカの過去を振りかえ、それらの現状と今後を考えた上で、次の行動へのきっかけになることを願っています。
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アフリカ大陸においても、3・11以降当然原発問題は議論の種となっています。ここで2つ紹介しましょう。
まず、アフリカ大陸最大の工業国で同時に最大のエネルギー消費国であり、アフリカ大陸唯一の原子炉がある南アで、ケープタウンの近くにコーバーグ原子力発電所があります。加えて現在、さらに6基の原子炉を建設する計画があります。私はケープタウン大学院で留学していた時にその存在を知ったのですが、特に関心を示すことはありませんでした。南アでのエイズ、人種差別問題に加えて、「原発No!」の運動を高めるべきだったと大変後悔しています。
3・11以降、南アで「将来のエネルギー確保のために核の道を邁進したいのか否か、国家として判断する必要がある」「南アには太陽エネルギーと風力エネルギーの著しい潜在的可能性があり、それこそを開発すべきだ」との訴えが強化されています。日本も考えないといけない課題なので、ぜひ下記をご参照ください。
また昨年12月にブログで掲載しましたが、ウィキリークスの情報によると、コンゴの首都にはキンシャサ核研究施設があり、約2メートルのフェンスで囲まれています。そこには夜にライトで照らされるわけでもなく、剃刀鉄線が上部に取り付けられてもいなければ、監視カメラも設置されていません。同施設と周りの茂みの間には緩衝地帯は設けられておらず、フェンスには多数の大きな穴が生じていて、フェンスが完全に欠けている大きな隙間まであります。
さらに、キンシャサ大学の学生たちは近道をするために頻繁にフェンスと通り抜け核研究施設敷地内を横断し、また、核廃棄物貯蔵施設の隣では農家の人がキャッサバを育てています。(この畑では通常の数値を上回る放射線が検出された。)その施設とキンシャサ大学の女子寮の間には全くフェンスが存在していなく、その両建物は300メートルほど離れているが、キャッサバ畑を横切って自由に行き来きしているとか。おそろしい!詳細は下記まで。
さらに、キンシャサ大学の学生たちは近道をするために頻繁にフェンスと通り抜け核研究施設敷地内を横断し、また、核廃棄物貯蔵施設の隣では農家の人がキャッサバを育てています。(この畑では通常の数値を上回る放射線が検出された。)その施設とキンシャサ大学の女子寮の間には全くフェンスが存在していなく、その両建物は300メートルほど離れているが、キャッサバ畑を横切って自由に行き来きしているとか。おそろしい!詳細は下記まで。
そして3/11以降、キンシャサ核研究施設が心配している様子も(フランス語)。
http://www.jeuneafrique.com/Article/ARTJAWEB20110317175149/energie-kinshasa-japon-mobutu-sese-sekordc-au-coeur-du-centre-d-etudes-nucleaires-de-kinshasa.html
ということで、アフリカでも原発の危険性を伝えないといけませんね。
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プロフィール
HN:
米川正子
HP:
性別:
女性
職業:
大学教員
趣味:
旅行、ジョギング、テコンドー、映画鑑賞、読書
自己紹介:
コンゴ民主共和国(コンゴ)やルワンダといったアフリカ大湖地域を中心に、アフリカでの人道支援や紛争・平和構築を専門としています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
過去にリベリア、南ア、ソマリア、タンザニア、ルワンダ、コンゴなどで国連ボランテイアや国連難民高等弁務官事務所職員(UNHCR)として活動。南アの大学院でコンゴ紛争について研究し、2007年―2008年には、コンゴ東部でUNHCRの所長として勤務したこともあり、その経験を活かして現在アドバカシ―に力を入れています。
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